この記事は私がまとめました

●大阪商人

始末

引用:今こそ大事にしたい、大阪「始末の精神」 :: INSIGHT NOW!
http://www.insightnow.jp/article/6367

かつて井原西鶴が商売を行う上で必要な心得として、「始末」「算用」「才覚」「信用」を紹介したこととして有名。「始末とは、『始』と『末』、すなわち、始めと終わりのことで、『経済活動における一貫した計画性』というのが本来の意味だった」と語られているように、計画と結果を合わせる、計画性と無駄を省く合理性、そして質素と倹約の美学までをさす。

商売ハ牛ノ涎(ヨダレ)ナリ

引用:大阪商人の教え らくちんのつれづれ暮らし/ウェブリブログ
http://rakuchin.at.webry.info/200607/article_14.html

商売は、牛の涎のような粘りが大切で決して途切れてはいけないという意味。継続性や継続的な利益、粘りなどを指す。

商イハ飽キナイ

引用:大阪商人の教え らくちんのつれづれ暮らし/ウェブリブログ
http://rakuchin.at.webry.info/200607/article_14.html

全ての商売は異なっていて多様。だからこそ飽きない。

商ハ笑ニシテ勝ナリ

商は笑なり - ナニワ商人の知恵と習慣
http://akindo.hatenablog.jp/entry/2012/02/26/003038

商品を間にして商人と客(つまり売り手と買い手)の双方がにっこりと笑わないことには本当の意味での商売は成り立たないということである。このどちらかが笑えない状態になれば、それは商人道として認められないということになる。客を喜ばしてこそ商人は誇りを持つべきであって、客を泣かしては商人道ではないのである。

人ノ行カヌ道ニ、花アリ

引用:大阪商人の教え らくちんのつれづれ暮らし/ウェブリブログ
http://rakuchin.at.webry.info/200607/article_14.html

商売の基本は、逆張り。常に逆張りをするタイミングを虎視眈々と狙いながら、伏して待ち続ける。それが、商人の王道。

損して得とれ

損して得取れ - 故事ことわざ辞典
http://kotowaza-allguide.com/so/sonshitetokutore.html

目先だけの得を考えるとかえって大きな損をすることがあり、逆に今の損を我慢すれば最終的に大きな得を得ることがある。主に商売のこつとして言われることば。「損して得取る」または「損して徳とれ」という教えも。

生きガネを使わな、あかん

大阪商人の知恵~金持ち爺さんの教え(1)「生きガネを使う」 : 国家破綻研究ブログ
http://gijutsu.exblog.jp/3249940/

「お金はな、世の中を回るもんなんや。そやから、生きガネを使わな、あかんのや。」
人が喜び、自分が喜び、おカネも喜ぶ、そういうお金の生きた使い方をしろ。

貸してからの喧嘩よりも貸す前に喧嘩せよ。

引用:あきんどは「さんずの川」をわたるな(2-3) - ナニワ商人の知恵と習慣
http://akindo.hatenablog.jp/entry/2012/02/21/005415

お金の貸借関係が双方に生じてから揉め事に入るよりも、貸す前に喧嘩をしておいた方がいいというリアルな教え。経験則。貸す阿呆という教えもある(金は一旦自分の手を離れて他人の懐に入ったなら、もうそれは返ってこないものと思えという意味)。

●近江商人

三方よし。「売り手よし、買い手よし、世間よし」。

引用:三方よし研究所より
http://www.sanpo-yoshi.net/

近江(滋賀県)に本店を置き、全国各地を商圏として活躍した近江商人は、封建体制の時代に活躍しました。当時、他国で円滑に商業活動を行うためには、自己の利益を優先する以前に、商行為を行う土地のためを思う気持ち、今でいう社会貢献活動を視野においた商いが、何よりも大切なことでした。
 無論、商売がうまく運ぶというだけの理由で地域のため、社会のためを思っていただけではなく、古くからの歴史や文化に育まれてきた近江独特の生活規範に裏付けられた理念であったのです。

「勤勉・倹約・正直・堅実・自立」の精神 +「奢者必不久」・「自彊不息」の心 + 「公共福祉事業」への貢献

てんびんの里 東近江市近江商人博物館
http://omishounin.boy.jp/about.html