キューブ型(箱型)住宅は、スタイリッシュかつモダンなデザインで人気のある家です。
この記事で、そんなキューブ型住宅のメリット・デメリット、外観デザイン実例写真12選を紹介しています。
キューブ型住宅を建てようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
キューブ型住宅のメリットとは
キューブ型の家にはさまざまなメリットがあります。ここでは3つご紹介しましょう。
・現代風だから目立つ
既存の切妻屋根の家ではなく、キューブ型住宅のメリットはデザインが現代風であること。なので、周囲の家よりも際立っておしゃれに見えます。
・居住スペースを広く取れる
建物自体に凹凸が少ないからデッドスペースなし。居住スペースが広がって、お子さんがいるご家庭でも安心して暮らすことができます。
・ローコストで建てられる
外壁の面積が最小限だからその分コストを抑えることができます。安いものですと1000万円から建てることができます。
では、キューブ型の家のデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
キューブ型住宅のデメリットとは
キューブ型の家にはメリットだけでなく、やはりデメリットもあります。一体どんなデメリットがあるのか見てみましょう。
・雨が降るとうるさい
軒先がない分、雨の日は壁面に雨が当たってうるさいというのがデメリットの一つとして挙げられます。
・夏は2階が暑い
キューブ型住宅は軒がないため、特に2階に日差しが当たって非常に暑くなってしまいます。
上記二つのデメリットに関しては、消音材・吸音材を使用して気密性・断熱性の高めればこれらを最小限に抑えることはできます。
・雨漏りしやすい
屋根が平らなので雨水のハケが悪いキューブ型住宅は、老朽化が早く、雨漏りの危険性が高まります。
キューブ型住宅はおしゃれですが、少々機能性に注意が必要なのですね。
素材にこだわり、建築業者にこだわって家づくりをすることが大事になってきます。
ここからは、キューブ型住宅の実例写真12選をご覧いただきます。
気になるデザインを見つけて、家づくりの参考にしてみてください。
キューブ型住宅の外観デザイン12選
非常にシンプルでやさしいデザイン
出典:アトリエスクエア1級建築士事務所「矩形の空 ー空と庭とつながる家ー 」
道路側にある窓は極力小さくしているため冷たい印象を与えがちですが、植栽がやさしい雰囲気に仕上げています。全面も駐車場とし非常にシンプルな作りに。
採光と通風を確保したドーナツ型デザイン
出典:RIOTADESIGN「DONUT」
ゆったりとして敷地を生かして建物の中央に中庭を設けています。
屋根は日射を最大限に取り込む内勾配とし、開口部・外側のハイサイドライトで採光と通風を確保したデザインです。
白×木目が温かいナチュラルなデザイン
出典:ナチュラルハウス「シンプルな木と白い壁が組み合う箱型の家」
白い外壁と木目の親和性が◎ 思わず帰りたくなるようなデザイン。
シンプルでやさしい環境とマッチした家ですね。
突き出た外壁がかっこいいデザイン
出典:ザウス株式会社「香芝のガレージハウス・奈良」
前方に突き出した壁が立体的でかっこいいデザイン。ガレージが一つのデザインとして組み入れられた、凹凸感のある家です。
外からの視線を遮断した無駄のないデザイン
出典:トータテハウジング「大空間、構造、ガレージにこだわった ブラックキューブハウス」
内側に開口部を設けることで、通りに面した外観には窓が一切見えなくなっています。
無駄のないシンプルなデザインで、くつろぎの大空間を作り上げました。
真っ白な外壁がまぶしいデザイン
出典:クラシスホーム「吹き抜けリビングと中庭が開放的な、青空が映えるキューブ形の家」
真っ白い外観に玄関周りの赤い木の色味がアクセントに。植木も優しい雰囲気を与え、まとまりあるデザインです。外壁はスイス漆喰カルクウォールで仕上げています。
色味が珍しいトータルバランスのとれたデザイン
出典:ソラマド香川「施工例_24」
グレーの外観にオレンジ色の強い木目の外壁がポイント。駐車場とアプローチのトータルでバランスのとれた外観となっています。
シャープでメリハリのあるデザイン
出典:Studio Citta「クラナミのキューブ」
たっぷり日光を取り込む南側を開放し、朝日が差し込む東側にも開口部を設けています。
2種類の外壁を張り分けてメリハリのある外観に。