懲役１年の実刑判決　日本人女性暴行の男―韓国地裁

　【ソウル時事】昨年８月に韓国を訪れた日本人女性観光客を暴行した事件で、傷害・侮辱罪に問われた韓国人の男（３４）の判決公判が１０日、ソウル西部地裁で開かれた。地裁は懲役１年（求刑懲役３年）の実刑判決を言い渡した。聯合ニュースが報じた。

日本人女性暴行の男を起訴＝韓国

　男は昨年８月、ソウルの繁華街で歩いていた女性に声を掛けたが、無視されたことで腹を立て、女性の髪の毛をつかんだほか、日本人を差別する表現などで暴言を浴びせた。女性は脳振とうで全治２週間の診断を受けた。
　地裁は「同種の犯行で処罰を受けた前科が数回あり、被害回復のための真摯（しんし）な努力をせず、被害者が厳罰を求めている」として実刑判決を言い渡した。



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