ゲ…そのままはNG!? 医師が警告「イチゴの栄養が台無し」な食べ方は
2016.03.21 17:40
【ゲ…そのままはNG!? 医師が警告「イチゴの栄養が台無し」な食べ方は】
“春”といえばイチゴですよね。まさに今がベストシーズン真っ只中で、「今日も食べたよ!」なんていう方も
“春”といえばイチゴですよね。まさに今がベストシーズン真っ只中で、「今日も食べたよ!」なんていう方もいるのではないでしょうか。
そんなあなたは、イチゴを食べるときにそのまま食べますか? それとも牛乳につぶして食べたり、練乳をかけたりして食べますか?
実はたったこれだけの違いですが、摂取できる栄養分が大幅に変わってくることが明らかになりました。そこで今回は、イチゴの栄養分を生かす食べ方についてご紹介します。
■イチゴは女性に嬉しい効果がいっぱい!
イチゴといえば甘酸っぱくて美味しいだけでなく、美容や健康面においても栄養豊富な果物です。
『VenusTap』の過去記事「ハーバード大が世紀の発見!あの果物に“食べるだけで痩せる”効果あり」でもご紹介したように、ポリフェノールが豊富で食べるだけでダイエット効果があったり、さらにシミやしわ、たるみといった肌老化も予防してくれたり。
そんな女性に嬉しい栄養豊富なイチゴですが、食べ方ひとつでその吸収率が上がりもすれば下がりもするのです。
■イチゴの栄養的にいい食べ方は“牛乳・練乳”と一緒に食べる!
先日放送された『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)に出演していた、内科医の田中修一医師によると「イチゴに何もつけずに食べていると、病気や老化を予防する栄養素を十分に吸収できずに、トイレに流しているようなもの」だと言います。
上述したようにイチゴに含まれるポリフェノールには、ダイエット効果や老化防止効果、さらに病気予防など、多方面においてさまざまな効果が期待できるもの。しかし、「そのままイチゴを食べるだけでは吸収率が下がる」そうです。
では、どうしたらいいのか気になるところですよね。なんでもポリフェノールは脂に溶ける性質があり、農業・食品産業技術総合研究所機構の報告よると、「ラットを使用した研究でポリフェノールは脂質と一緒に摂取すると、吸収率が2~3倍になったという結果が出た」といいます。
そのため、脂質を含む牛乳や練乳と一緒に摂ることがいいのだとか。
■イチゴを食べた前後に、牛乳を飲む、練乳をなめるなどは効果なし
イチゴをそのまま食べたい派の人にとっては、「食べた前後に牛乳を飲んだり、練乳をなめたりすればいいかな」なんて思ってしまいますが、それではダメ。
実際にそのような研究報告もあり、「ただ胃の中で混ぜているだけでは、吸収率は下がる」そう。イチゴと脂質をよく混ぜることでポリフェノールの吸収率が高くなるとのことなので、イチゴの栄養分をしっかりと摂りたいのであれば、牛乳につぶして食べたり、練乳をかけたりして食べましょう。
いかがでしたか? 「“みかんorバナナ?” 朝食べるとみるみる汚肌シミ子になる食材とは」でもお伝えしましたが、イチゴは朝食べてもOKな果物です。早速、明朝から牛乳や練乳などと食べて、栄養をよりしっかり吸収していきましょう。
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