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  • 2024.06
三菱重工、豪華客船で払った高すぎる授業料
---転記はじめ---

三菱重工、豪華客船で払った高すぎる授業料

注文こなせず混乱、造船事業は縮小か

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ようやく完成した欧州クルーズ会社向け大型客船は、巨額損失に加え大きな課題を残した

3月14日夕、三菱重工業の長崎造船所香焼(こうやぎ)工場から、完成したばかりの大型客船がドイツ・ハンブルクへ向けて出港した。クルーズ客船の世界最大手、米カーニバル傘下の欧州アイーダ・クルーズから受注した新型客船2隻のうちの1番船で、当初の予定よりも1年遅れでの引き渡しとなった。

全長300メートル、約12万5000トン。客室数1643室で3286人収容可能と、日本で建造された客船としては過去最大。4年以上かけてカジノやビール醸造設備、アイススケートリンクまで欧州富裕層好みに造り上げた、最新鋭の豪華客船だ。しかし、華々しい式典もなくひっそりと送り出されたこの船は、同社にとって大きな課題を残した。

膨らんだ損失

受注金額約1000億円に対して、関連損失は1872億円。これほどまで損失が膨らんだのは、ゼロベースで造り上げなければならない、1番船建造の“落とし穴”にはまり込んだためだ。

三菱重工は「飛鳥」など大型客船の建造実績はあったが、欧米向け豪華客船を基本設計から手掛けた経験はなかった。2011年の受注時には「過去の建造実績から何とかできると判断した」(宮永俊一社長)。が、楽観的な見通しは、当初から狂い始める。

設計段階からアイーダの承認がなかなか得られず、客室や空調などの仕様の確定作業は難航。大型客船を手掛けるのは約10年ぶりであり、全室Wi-Fi完備に戸惑うなど、最新の客船技術への認識もまた甘かった。

 
  • きよみどす
    経営陣経営陣飲み込みの甘さが、こうした世界屈指の技術陣を持つ会社の足かせを作ってしまった。
    最新設備は10年という期間には、驚くような最新技術を必要とし、今までの知識では到底不足する分野があったのだろう。職人たちは何も悪くはない、経営陣の勉強不足予測の甘さが引き起こした。だが、このままでいいのか?この技術陣が国外に流失しないことを切に祈る!
    up8
    down1
    2016/10/18 18:10

---転記終わり---
   転記元は「東洋経済 ONLINE」(ここ をクリック emoji

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【2017/06/24 08:52 】 | みんなが知らないこと | 有り難いご意見(0)
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