江戸時代の世界最大の人口を誇る都市は江戸でした。
◆『教科書に江戸が世界最大の都市と言う記述がありましたが本当でしょか?』◆
私はこの理由を考えてみました。
私が出した結論は、江戸が排泄物処理に成功していたことです。大都市で問題になることが下水処理です。現代でも大都市には大きな下水処理場が必ずあります。つまり、大都市では、大都市の人々が排泄する「ウンコ」の処理が大問題になるのです。ヨーロッパでは、トイレは「おまる」だったそうです。「おまる」でトイレを済ませ、出した「ウンコ」は窓から道に投げ捨てていたそうです。ヨーロッパの道は石畳ですから、窓から投げ捨てられた「ウンコ」は石畳の上に残ります。)このウンコを避けるために生まれたのがハイヒールだそうです。
◆ハイヒールの起源『YAHOO!JAPAN知恵袋』から◆
そして、雨が降ると石畳の上の「ウンコ」はすぐに川に流れ込みます。すると、ヨーロッパの川は汚物があふれるどぶ川になってしまう。
問題はここからです。どぶ川ではウンコを餌に、鼠が大繁殖する。そして、鼠は黒死病と言って恐れられたペスト菌を持ち込みます。つまり、鼠が大繁殖すると言うことはペスト菌も大繁殖すると言うことです。
実際に、ヨーロッパでは何度もペストが大流行しています。すると、大勢の人々が亡くなり人口が大減少する。このような理由によりヨーロッパではある程度以上の大都市は生まれなかったのだと考えられます。
これに対し、江戸では庶民は長屋で暮らしていました。長屋のトイレは汲み取り式の共同トイレです。そして、長屋の大家は共同トイレの汚物を農家に売り渡していました。
『長屋』ウィキペディアより
現代でも、ホームセンターに行くと鶏糞や牛糞を販売しています。そして、ホームセンターで買ってきた鶏糞や牛糞を肥料として庭に撒くと、庭の花は綺麗に咲くでしょう?また家庭菜園をする人も鶏糞や牛糞を撒くと作物の緒産量が増えます。
これと同じように、江戸時代の農家は長屋の大家さんから購入した人糞を田や畑に撒くと、米や野菜の収量が増加した。このように、江戸は住民が出す排泄物の処理と作物の生産量増加に成功していた為、江戸は当時世界一の大人口を誇る都市であったと想像されるのです。
この話は教科書に載せてもいいくらいのいい話でしょう?私って頭がイイ!!
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