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和歌山県の太子町にアメリカ人が集まって、イルカ漁に反対をするので地元の人は困っています。だいたいアメリカ人は江戸時代には世界中で捕鯨を繰り広げていました。江戸幕府が終わりを告げる原因となった黒船来航は実に捕鯨船の食料と水の補給港を求めて日本に開港を迫るものでした。この交渉の結果、日本はアメリカと日米和親条約を結ぶことになりました。その内容は
1.アメリカの遭難者・漂流民の救助・保護の義務 2.下田・函館の開港とアメリカ捕鯨船への物資・食料の供与 3.下田にアメリカ人居留地と外交官(領事)を置くこと 4.片務的な最恵国待遇(他の外国と結んだ有利な条約はそのままアメリカにも適用される待遇。 です。 このように、アメリカは捕鯨船の物資(燃料)と食料の補給港を日本に求めたのです。 その上、日本がアメリカと結んだ条約は極めて不平等なものでした。上記の記載内容を見ても不平等さが良く分かります。4項など不平等の最たるものです。 これから、TPPにおいてアメリカを含む国々と条約を結ぶのですから、くれぐれもアメリカの要求するであろう不平等条約には合意しないで貰いたいものです。 不平等条約を一度結ぶとこれを解消するためには極めて難しい問題が発生します。それは明治政府が不平等条約改定のためにさんざん苦労した歴史を見れば明らかです。 アメリカは捕鯨をおこなう捕鯨大国出でした。それは、江戸時代末、欧米では産業革命が興り夜間操業が増えた。より仕事をする時には照明が必要です。真っ暗やみの中では仕事はできません。ですから、ランプを灯します。 当時の照明はランプでした。そして、ランプの燃料は鯨油だったのです。鯨油とはクジラの油のことです。当時の欧米は捕鯨を繰り返し、鯨油だけを取ると肉は捨てていました。まさに乱獲です。その結果、クジラは絶滅にひんすることになった。クジラの生息数が減ったのはこの欧米の乱獲が原因です。日本の捕鯨が原因とは思えません。それを、シーシェパードは日本の太子町に来て捕鯨やイルカ漁に反対する。これがアンフェアーでなくて何をアンフェアーと言うのでしょうか? ですから、東京近郊の方々は、アメリカ大使館に出向き、シーシェパードの違法行為を追求する抗議デモを起こしてください。その時はプラカードにこう書きましょう。 「自国が鯨油を必要とした時代は世界中で捕鯨を繰り返したアメリカには日本の捕鯨に反対する権利はない。歴史あるイルカ漁に反対する内政干渉団体シーシェパードをかくまうアメリカは日本から出て行け!」 シーシェパードにはこういいましょう。「日本のイルカ漁に反対する前に、アメリカ政府に抗議しろ。アメリカ政府はアメリカ人であるイヌイットには捕鯨の歴史があるから捕鯨の権利があると言う。このようなアンフェアーな主張を繰り返すアメリカ政府に抗議しなさい。」
欧米は産業革命が興り、夜間作業が増えていました。夜間作業をするためには照明は不可欠です。その夜間照明は鯨油を燃料としていた。だから、アメリカをはじめ欧米各国は世界中の海で捕鯨をおこなっていたのです。しかし、現代の欧米が夜間作業の時に鯨油を使うランプを使用しますか?夜間照明は電気に決まっています。鯨油など全く使いません。アメリカは自国で鯨油を必要としなくなった。だから、捕鯨に反対するようになったのです。しかも、アメリカ人であるイヌイットは捕鯨をおこなってきた歴史があるから捕鯨を認めろと要求する。これの何処がフェアでしょうか? こんなアンフェアーなことを言うのがアメリカと言う国です。TPPでもアメリカはどんなアンフェアーなことを言いだすか分かりませんよ。ここはじっくりと腰を据えてかからないと明治時代の開国のように酷い目にあいますよ。誰かが第三の開国だとか言ってましたよね。江戸時代末の行われた開国では非平等条約を揉まされて非常に苦労した。もう忘れてしまったのでしょうか? PR |
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