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---転記始め--- 2017.09.18ジャーナリズム平気で国家間合意を破る韓国、なぜ世界の笑いものに?石平氏に聞く文=深笛義也/ライター 【この記事のキーワード】ミサイル, 北朝鮮, 従軍慰安婦, 文在寅, 日韓合意, 朝鮮半島, 韓国!function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js"); widgetoon_main(); 韓国・ソウルのバスに設置された慰安婦像(写真:Lee Jae-Won/アフロ) 北朝鮮の脅威が増している。今年に入って幾度となく弾道ミサイルを発射している上、9月3日には過去最大規模の核実験を強行した。それを受けて、国際連合の安全保障理事会は経済制裁を強化する決議を採択した。 また、韓国の文在寅大統領は、かねて従軍慰安婦問題における「日韓合意」の見直しを主張しており、就任から100日目の8月17日には「徴用工」の問題も蒸し返す姿勢を見せた。日本統治時代に工場や鉱山に動員された朝鮮半島出身者の徴用工について、「日本に賠償を求める個人請求権がある」という新見解を唱えたのだ。 文大統領は後に発言を修正したが、反日感情が高まる韓国では慰安婦像が増え続け、ソウルを走る5台のバスの一席に慰安婦像が鎮座するまでになった。徴用工像も、ソウルと仁川の2カ所に設置されている。 朝鮮半島の2国は、なぜ国際社会の常識が通用しないのか。『朝鮮半島はなぜいつも地獄が繰り返されるのか 中国人ですら韓民族に関わりたくない本当の理由』(徳間書店)の著者である石平氏に聞いた。 中国の四川省で生まれた石平氏は、北京大学を卒業後、神戸大学への留学を機に日本に住み始める。幼い頃に経験した文化大革命で当時の毛沢東主席の暴政に疑問を感じていた石平氏は、1989年に起きた天安門事件での中国共産党の党利党略の対応に絶望する。そして、「むしろ日本に孔子や論語の思想が生き続けている」と感じ、2007年に日本に帰化した。 そんな石平氏は、朝鮮半島の現状をどう見るのか。まずは、過去の合意を蒸し返す韓国について聞いた。 「近代文明国家になっていない」韓国の現状
たとえば、企業間の取引でA社とB社が契約を結び、しばらくしたらA社の社長がB社の社長に『この前の契約、うちの社員たちが受け入れる気持ちがないから破棄する』と言う。そんなこと、ビジネスの世界ではあり得ないでしょう。話にならないし、A社と取引をする企業はなくなりますよ。韓国がやっているのは、それと同じことです。 そもそも、1965年の日韓基本条約で日本は韓国に約8億ドルの経済協力を行い、両国間の請求権は最終的に解決しています。それにもかかわらず、国家間の合意が政権交代によって覆されてしまうのです。朴槿恵政権で合意したものを新しい政権が見直すということになると、国家間の合意など永遠にできません。しかし、韓国は平気でそれをやるんですよ」(石平氏) (次のページ) 「慰安婦や慰安所の存在は誰もが認めています。論点は、強制連行の有無です。かつては『日本の官憲が奴隷狩りのように女性を力尽くで連行して慰安婦にした』という主張がまかり通っていました。 しかし、多くの議論を経て、旧日本軍あるいは当時の日本の総督府が関与して強制連行を行ったという証拠は何もないことがわかっています。むしろ、強制連行はなかったことを示す証拠や証言はあるわけです。彼女たちは、きちんと報酬ももらっています」(同) なぜ韓国は日本との約束を平気で破るのか?
「大きな問題になったのは、河野談話があったからですよ。日本政府の関与を認める談話を発表してしまったわけですが、河野さんも認めている通り、何か証拠があったわけではなく、慰安婦たちの話を聞いて判断したという話でしょう」(同) 1993年8月4日、当時の河野洋平内閣官房長官が発表した河野談話。問題とされているのは、以下の部分だ。 「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった」 「強制連行」という言葉こそ使われていないが、慰安婦の募集に際して官憲の直接の荷担を認めている。強制連行があったと取られても仕方がない文面だ。 これによって、日本は韓国だけでなく国際世論においても非難され続けた。それを終息させるために、2015年12月28日に日韓合意が結ばれたともいえるだろう。日本側は韓国政府が設立した元慰安婦を支援する「和解・癒やし財団」に10億円を拠出する一方で、韓国側はソウルの日本大使館前の慰安婦像について「適切に解決されるよう努力する」という表現で移転を示唆したが、いまだ実現していない。 「日韓合意を結んだ外相会談の後の共同記者発表で、『最終的かつ不可逆的な解決』と言っていたのに、今となってはまったく意味がなくなってしまった。合意しても、何も意味がない。つまり、外交が成り立たないのです。人間関係であれば、もう一切かかわらなければいいだけですが、国家の場合はそうはいきません。 朝鮮半島で何か起きれば日本は必然的に影響を受けるし、日米同盟があって米韓同盟もあるため、日本は韓国とかかわりを持たざるを得ない。韓国はそういう事情もわかっているから、平気で日本との約束を破るのです。日本の一番の不幸は、良くない隣人を持ったということですよ」(同) 次回は、朝鮮半島の歴史と現状や北朝鮮と中国の思惑などについて、引き続き石平氏の話をお伝えする。 ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2017/09/post_20617_2.html ---転記終わり--- ・転記元「Business Journal」(ここ をクリック![]() PR |
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