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コードブルーの意味を調べてみました ❣(Ver.1)の続き またコードブルーの厄介なケースとして入院患者さんのお見舞いや外来患者さんの付き添いで来ていた方が倒れた場合、名前や年齢もわからないので一からの診察になります。今まで罹ったことのある病気、現在飲んでる薬など、すべてが不明なので入院患者より時間がかかってしまいます。 さらにそのような人の場合担当医もいないので「誰を呼ぶ?何科の先生?」と考える場合ではありません。急を要する場合専門医を遠くから呼んでいる余裕もありませんし、くも膜下出血や脳疾患の場合安易に体を動かすと命の危険を脅かしかねません。そのため館内にいる医師が全員集まって関係のある医師だけ残ります。 なぜ人をかき集めるのか?それから、心臓マッサージをしたり、気道確保したりといった作業の場合助手はたくさんいた方がいいです。たとえ専門外の医師が来たとしても全員医学知識は豊富なのでその場で出来ることはたくさんありますし、看護師や研修医も救急カートや機材の準備などできることはあります。 コードブルーは全員が対象よくコードブルーを使って医師を集めているのは総合病院や大学病院など大きな病院です。そのため学生や研修医、新人医師もいます。彼らにとって緊急現場に立ち会えることは救命救急センターなどにいない限りあまりありません。よって先輩医師の処置を見学するだけでも貴重な経験になりますので例え一人前の医師でなくても必ず。コードブルーの招集は受けます。 ドラマ「コード・ブルー」での意味の違い以前にコードブルーという言葉が使われたドラマと言えば山下智久さんが主演を務めたドラマ「コード・ブルー」があります。そのためコードブルーという言葉を聞いたらこのドラマを思い出す方も多いかもしれません。 しかしこのドラマ「コード・ブルー」で使われた隠語は実際のものとは異なります。ドラマの中では病院外の出来事で巻き込まれた緊急患者に対して医師がドクター・ヘリで現場に向かって処置をして病院に搬送すると言ったものでした。しかし実際のコードブルーは病院内での隠語なのでドラマの様に病院の外に出ることはありません。 コードブルー以外の隠語の意味今回ご紹介したのはコードブルーですが、実はブルー以外にも違う色が使われた隠語が存在します。ここではそれらの隠語の意味をご紹介します。ただしそれぞれの病院によって独自のルールがあるようなので今回ご紹介するのはあくまでも一般的な内容であることも覚えておいてください。 コードレッドの意味コードレッドは火災が発生した際に発令されます。院内に火災報知器などの緊急放送する機材が無い場合に職員に火災を伝達する際に使用されます。文字通り「レッド」=火を連想させる隠語です。 コードグリーンの意味グリーンは様々なテロの発生やテロにより多くの死傷者が出る可能性があることを知らせる緊急コールです。テロと聞くと日本では関係無いと思うかもしれませんが、病院を安全に運営するという目的で医療安全対策としてルール化している病院も増えてきているそうです。 コードゴールドの意味コードゴールドは臓器移植対象となる脳死患者が発生した際のコールなので数あるコールの中でも早急な対応を要されます。コードゴールドは臓器移植が出来る機関や移植コーディネーター等への連絡という意味合いが特に強く、一刻一秒を争う事態であると言えます。 また臓器移植は一分一秒を争う状況下で対応するために、その他にも色々な手順やルールが綿密に決められています。 コードホワイトの意味ホワイトは病院内で不審者等が暴れたり、暴言を発する等のトラブル発生を知らせる緊急コールです。患者ではないので主に警備員やガードマンを呼んだり、屈強な職員が召集の対象となります。 コードイエローの意味イエローは緊急で患者様の搬入依頼があった事を知らせます。それ以外にも患者や患者の家族の横暴等のトラブルを知らせる場合もあるようです。患者の容体急変時には、とにかく人手を集めることが蘇生率向上や蘇生後の後遺症の発生低下に大きな影響を与えます。そのためまずは人手を集めて、救急蘇生を行うことを最優先とします。 医師が使う隠語「コードブルー」について:まとめ今回は病院で使用されている隠語「コードブルー」についてご紹介しました。最近の病院は安全に病院を運営するために様々な医療安全対策を行っています。中には病院のHP等で、患者向けにどの様な対策を行っているか公示している病院もたくさんあります。 コードブルーを始めとした各種緊急放送も患者、医療従事者を守る医療安全対策の一つです。覚えておいて損はないでしょう。 ---転記終わり---
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