いちごは、バラ科の多年草です。だから草である以上、メロン・すいかなどと一緒で実は、野菜の仲間です。

 

農学上では、果物ではなく野菜
(種を蒔いてから1年以内に収穫できるものを野菜と考えている)

出典http://www.geocities.jp/higasyan/zatugakuframepage.html

 

スイカが野菜ということは有名だけどイチゴも野菜とは意外。スイカ、メロン、イチゴは野菜だけど流通上は果物として扱われるので果実的野菜というのだそう。ちなみにイチゴを野菜として扱っているのは日本と韓国だけです。

イチゴのつぶつぶは種だと思いがちだが本当は「いちごの実」でつぶつぶの中に種がある

分類上は外のつぶつぶの一つ一つが実の部分、 つまりリンゴや柿1個に相当し、小さなつぶつぶのさらにその中心に種がある

このような一見種のような実を痩果(そうか)といいます。タンポポの種やひまわりの種も実は痩果でタネじゃなかったんです。

普段イチゴの実だと思って食べている部分は本当はイチゴの茎

あの赤い実は何なのかというと、花の根元である花托(かたく)の部分が肥大化したものなのです

花托(かたく)と呼ばれ花軸の根元、茎の先が大きく膨らんだもの。このようなものを「偽果(擬果)」といい、 種と一緒に食べさせる意味では、果実と同様の役割を立派に果たしている

ニセモノの実のくせにおいしいのはなぜだ?

イチゴのヘタの先が白くなっていることがあるが、農薬の跡ではなく「溢液現象(いつえきげんしょう)」という健康なイチゴの証拠

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