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---転記始め--- スーパー301条
アメリカの貿易を保護する包括貿易法の1条で、アメリカにとって不公正と判断された貿易慣行の制裁を強化するために定めた法律です。1988年に制定されました。これはアメリカ貿易を保護し、自国の競争力強化を目的とした「包括通商法」という法律の1項目ですが、スーパー301条は特に日本叩き(ジャパン・バッシング)を目的としているといわれ、日本でも関心を呼んだものです。
もともとアメリカには通商法301条という法律がありました。このなかでは、外国が不公正な貿易をした場合、大統領はそれに対抗するような政策をとっていいと定められていました。この通商法が改正され、スーパー301条という新しい条項ができました。
スーパー301条では、個々の貿易に対してではなく、その貿易相手国自体に対抗措置ができるのです。日本はスーパー301条により、「不公正貿易国」というレッテルを貼られてしまいました。
このスーパー301条は、89~90年のあいだだけ使われる特別な条項のはずでしたが、クリントン大統領は94年にこの条項を復活させました。当然ながら反対する国も多く、日本や欧州各国では、WTOの理念に反するとして批判しました。 ---転記終わり--- PR |
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